津山渓流 釣行記 - 初めてのテンカラ釣り
投稿日:2025年04月30日
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つばめガス本社の大塚です。
4月も半ばを過ぎた頃、私は嫁の実家がある津山の山奥へと足を運びました。目的は、かねてから挑戦してみたかったテンカラ釣り(毛バリを使った、日本古来の釣法)です。人生初の体験となります。
実家近くの渓流は、空気も澄み切っていて、新緑が目に鮮やかです。事前に漁業権を購入し、いざ流れへ。まだまだ寒い時期でしたが、ウェーダー(ゴム長)を履けば冷たい水も気になりません。
テンカラ竿を手に、流れに毛バリを振り込みます。アマゴ(この地域ではヒラメと呼ぶそうです)が今日の狙いです。
最初はなかなかアタリがなかったものの、辛抱強く毛ばりを流していると、ついにその瞬間が訪れました。小さいながらも美しい魚体が、きらきら光る鱗をきらめかせながら姿を現したのです。
その後も、流れの緩やかな場所や岩陰を探りながら、数匹のアマゴを釣り上げることができました。
今日の釣果は、全て塩焼きにして夕食の食卓へ。 新鮮な川魚の香ばしい匂いが食欲をそそります。もちろん、味は格別でした。
初めてのテンカラ釣りは、美しい自然の中で釣りを楽しむ喜びと、自分で釣った魚を味わう恵みを教えてくれました。いつかまた、この清流でテンカラ竿を振るいたいと心から思いました。